出願の種類
目次
Regular Decision
一般的な入方式はRegular Decisionである。
アメリカやカナダの大学を受験する場合、多くの大学は 1月〜 3月に締切を設けている。
また、一部の大学ではRegular Decisionの中でも ✖✖月 ✖✖日 までに出願をすることで奨学金選考において有利になったり、
授業料免除またはそれ以上の額の奨学金が支給される場合があるため、各大学のホームページを確認することが重要。
一つ良い例としてアメリカのVanderbilt Universityがある。
Vanderbilt Universityの奨学金ページを確認すると、
All applicants who apply for merit-based scholarships by the December 1 deadline will be
considered whether or not test scores are submitted.
Read Vanderbilt's statement regarding test-optional policy for fall ✖✖(年度) applicants.
Vanderbilt Universityの奨学金ページ
と書いてある。つまり、12月 1日 までにVanderbilt Universityに出願した全ての受験生がMerit-based scholarship の選考をしてもらえることになる。
ちなみにこの奨学金は
授業料免除+寮費免除+食費免除+夏休みの研究滞在費免除または交換留学費用免除
とかなり豪華な奨学金であり、更に凄いことに、この奨学金を100人という大所帯に支給している。
このようなことをしている大学はまだまだ他に沢山あるため大学公式ホームページをよく確認することが重要。
Early Decision
一般的に早期出願と呼ばれるEarly Decisionはアメリカの入試で設けられている入試制度の一つである。
多くの大学ではRegular Decisionよりも早く出願が締め切られるが、その分合格率が高い傾向がある。
その代わり、1大学のみしか受験できないなどの制限がある。
通常、Early Decisionは合格した場合は原則辞退することができず、入学しないといけないが、
奨学金の額が少なく、進学することが困難な場合のみ辞退することが出来る。
また、Early DecisionのなかでもEarly Decision1とEarly Decision2があり、
1は通常11月に出願締切が設けられ、2は1月に出願が設けられることが多い。
Early Decision1の受験が上手くいかなかった場合、Early Decision2の出願をすることが可能。
Early Decision1より合格率は下がるものの、Regular Decisionよりは合格率が高い。
一つ良い例としてBabson Collegeがある。
Early Decisionでの合格率は35〜40%(倍率2.7倍)である一方で、
Regular Decisionの合格率は5〜10%(倍率15倍)とかなり低く合格難易度に6倍ほど差がある。
Early Decisionで出願するメリットはまだある。
その一つが奨学金である。先ほどRegular Decisionで Vanderbilt University の例を取り上げたが、
Early Decisionの場合はスケールがかなり変わってくる。
Early Decisionの場合はRegular Decisionよりも奨学金の貰える確率が高まり、貰える額も増えることがある。
一つ良い例としてNew York University Abu Dhabi(New York Universityの姉妹校)
New York University Abu Dhabiの一番恩恵が大きい奨学金は
授業料免除+寮費免除+食費免除+渡航費免除+保険代免除+学内通貨(お小遣い)
である。この奨学金を貰っている人の大方がEarly Decision合格者である。
このような奨学金はアメリカの多くの大学で実施しているためEarly Decisionでの出願はアメリカ留学のチャンスを高める入試方式である。
アメリカ進学希望者は必ずと言っていいほどEarly Decisionを受けるべき受験方式の一つである。
New
York University Abu Dhabiの奨学金ページ
Early Action
Early ActionもEarly Decision同様、早期出願と呼ばれるが、Early Decisionとの大きな違いは合格した場合の進学の強制力がなく、
また、複数校受験することが可能である。 その他、合格率はEarly Decisionより若干下がることや、奨学金の貰える確率が減る可能性が高まるが、
それでもなお、Regular Decisionよりはチャンスが多く、合格した場合はEarly Decision並みの奨学金を貰えることがあるので、
アメリカ進学希望者は受験すべき入試方式の一つである。
一つ良い例としてFordham Universityがある。
- Early Decision1合格率:65〜70%(倍率1.5倍)
- Early Decision2合格率:55〜60%(倍率1.8倍)
- Early Action合格率:50〜55%(倍率2.1倍)
- Regular Decision合格率:25〜30%(倍率3.5倍)
Rolling Admission
アメリカの一部の大学とヨーロッパ、オセアニアの多くの大学が設けている入試方式の一つ。 出願締切が設けられているかは大学次第だが、一般的に出願してから2~4週間以内に入試結果が分かる。 出願を早めにすると、奨学金が多くもらえる傾向がある。 大学によっては留学にかかる費用全額免除をしている大学もあるため、 早めの出願をすることでチャンスを逃さないようにしましょう。 アメリカは10月、イギリスは9月、オーストラリアは7月、その他ヨーロッパ各国は1月あたりから出願が始まる。 また、オーストラリアの大学は高3夏休み前に受験をし、合格をすることで安心して他国の大学出願に取り組むことが出来るため、 オーストラリアの大学はメンタル部分も含めて出願することは一つの戦略。 オーストラリアの大学は出願開始間もない頃の合格率は高く、新学期が始まる3月、4月辺りは合格しにくいので要注意。
Late Admission / Secound Round Admission
日本語に訳すと後期入試、または第二回入試となる。この入試制度を取り入れている大学の事情はそれぞれですが、 単純に第二回の入試の場合もあれば、学生の人員確保のために行われることもあります。 アメリカの場合、Late Admissionを行っている大学は人員確保の可能性が大きいです。 Late Admissionでも奨学金を獲得することは可能ですので、 留学の選択肢を最後まであきらめたくない方にとっては Late Admissionは必ず受験すべき入試制度の一つです。 また、Rolling Admissionの制度を設けている大学を活用することでよりチャンスを増やすことが出来ます。 ヨーロッパの場合、大学院でSecond Round Admissionを実施している大学がある。 しかし、アメリカとは違い、Second Round Admissionでは奨学金を支給している大学は基本的にないのが実情です。 一方、アジア、特に台湾ではSecond Round Admission、場合によってはThird Round Admissionがあります。 台湾の大学はFirst,Second, Third関係なく奨学金の貰える額は同じであることが多いため、 人員確保要素は若干薄いです。
Priority Deadline
Priorityは日本語に訳すと「優先」です。 つまり、Priority Deadlineが設けられている場合、決められた日までに出願することであらゆる場面で優遇されます。 合格率の高さや奨学金の支給額アップなどに繋がる場合があるため、 もし、Priority Deadlineが設けられている大学を受験する場合は、早めに出願をしましょう。 Priority DeadlineはRolling Admissionの制度を設けている大学でよく見受けられますが、 通常の出願でもPriority Deadlineを設けることで奨学金を多く支給している大学もあります。 Regular Decisionの章で登場したVanderbilt Universityの例も見方を変えればPriority Deadlineと同じ要素を持っています。