奨学金の種類
目次
- Need-based Scholarship
- Need-blind
- Need-aware / Need-sensitive
- Need-based Scholarship の申請方法
- Merit-based Scholarship
- Academic Scholarship
- Athletic Scholarship
- E-sports Scholarship
- Music Scholarship
- Theatre Schoalrship
- Art Schoalrship
- First Generation Scholarship
- In-state Tuition Fee Waiver
- 政府奨学金
- 財団奨学金
- Fully-funded Schoalrship
- Tuition Fee Waiver
- Application Fee Waiver
Need-based Scholarship
アメリカの大学や、アメリカの大学の姉妹校(Northwestern University Qatar, New York University Abu Dhabi, Georgetown
University Qatarなど)には、
世帯年収や資産に応じて学費が変わるNeed-based Scholarshipがあります。 Need-based Scholarshipの中でも2種類あり、Need-blindと呼ばれる奨学金と、
Need-aware(Need-sensitive)と呼ばれる奨学金があります。 希望するNeed-based
Scholarshipを貰えるかどうかを判断するかは大学公式ウェブサイトの奨学金ページがカギを握る。
Need Met が100%の場合、大学のサイトで様々な表現がされており、100% Metや meet 100% demonstrated need と書いてある場合は希望するNeed-based Scholarshipを貰える可能性がとても高いが、そのような表記がない場合、満額を貰うことは難しい傾向がある。
しかし、Need-based Scholarshipの割合は少ないものの、出願者が優秀であった場合、Need-based Scholarship × Merit-based
Scholarshipで希望額に近い奨学金を貰うことはできる。
どのくらいの額の奨学金が貰えるかは各大学のNet Price Calculatorで計算したり、平均額ではあるがUS Newsなどのまとめサイトで幅は広いものの年収ごとに平均額が記されている($0 - 30,000 / $30,000 - $50,000 / $50,000 - $75,000 / $75,000 - $110,000 / $110,000 以上)。
※大学によってはFinancial Need / Need for allなどの表記を使う場合もあります。
100% Met の大学を表示
Need-blind
Need-blindはNeed-based Scholarshipを申請したとしても、
申請したことが理由で不合格になることはない入試制度。
Need-blind 実施校
*Illinois Wesleyan Universityは年間$30,000の支払いが可能な出願者に限り
Need-blindが適用される。
Need-aware/sensitive
Need-aware(一部の大学ではNeed-sensitiveと表記される)はNeed-based Scholarshipを申請したことで合格率が下がる入試制度。
Need-aware 実施校 50
※留学生でも貰える掲載していない大学も含めると世界に200大学ほどあります。
アメリカ国籍や永住権を持っている方はもっとあるので受験する大学や気になる大学については是非調べてみてください。
Need-based Scholarshipの申請方法
Need-based Scholarship は SATⓇのテストを運営するCollege Boardが提供している CSS Profile (通称:CSS) や International Student Financial Aid Application (ISFAA)、大学独自のフォームのこの3種類のどれかで申請します。
多くの大学はCSSを採用していますが、Massachusetts Institute of Technology (MIT)、Knox College、DePauw University、Ohio Wesleyan Universityなど日本人が多く受験する大学でもCSSやISFAAを採用せず大学独自のフォームで提出することがあるので注意が必要です。
Need-based Schoalrshipを申請する時は金銭に関する英文の書類(残高証明書や税金関連の書類など)をウェブサイト上にアップロードしないといけないため、事前の準備が必要です。
Need-based Scholarshipsは家計の詳細を提示しなければなりません。収入・所得額・ローン・税金・年金・手当など記入項目や記入内容は様々で、人によっては親戚(祖父母・叔父叔母・兄弟姉妹)、離婚して別居している親などの経済状況まで求められます。
これは受験に慣れた専門家でさえも人によって対応が変わり何万通りもあるためとても大変な作業です。CSS Profileの場合は10月1日から記入することができるため、それよりも前に必要な書類を準備しておくことが受験を少しでもスムーズに進める第一歩となります。
Merit-based Scholarship
Merit-based Scholarshipとは学業、運動、芸術、その他の優れた成果に基づくものと、 First Generation Scholarship(世帯初大学進学者奨学金)やRigional Scholarship(地域奨学金)など 環境・地理的要因が関係する奨学金があります。
- 学業:Academic Scholarship
- 運動:Athletic Scholarship
- E-sports:E-sports Scholarship
- 音楽:Music Scholarship
- 映画:Theatre Scholarship
- 芸術:Art Schoalrship
※その他にPresidential Scholarship, Trustee Scholarship, Dean's Scholarship, Vice-chancellor
Scholarshipなどがあります。
各奨学金の支給額は大学によって異なりますが、大学によっては授業料、寮費、食費、渡航費、保険代、全て免除の大学もあります。
また、多くの大学ではAcademic × E-sports, Music, Theatre, Art Scholarship 及び Need-based Scholarship
と掛け合わせて貰うことができます。
そして、リベラルアーツカレッジなどの大学では Merit × Need-based Scholarship で全額奨学金を貰う人が毎年一定数いるため、高額の奨学金が貰える機会が沢山あります。
Academic Schoalrship
Academic Scholarshipは高校の成績やTOEFLやIELTS、SAT、ACTなどの各種英語試験の成績によって支給される奨学金です。
支給額は大学によって全く異なりますが、大学によっては授業料、寮費、食費免除になるくらいAcademicに力を入れている大学もあります。
<Academic Scholarshipの実例>
- Williams Baptist University
Williams Baptist Universityは様々な種類の奨学金がありますが、その中にACTの点数によって支給される額が決まる奨学金があります。
この大学の年間授業料は年間$18,860。ACT28点以上取得した場合は最低でも$12,000の奨学金が支給されるため、年間授業料が$6,860になります。
また、その他のMerit-based ScholarshipやWork Collegeをすることによってより奨学金が支給され、年間費用を抑えて留学することが出来ます。
※SATもACT同様スコアによる奨学金があります。
Williams Baptist
Universityの奨学金ページはこちらから
- Rollins College of Liberal Arts
Rollins College of Liberal ArtsはSATスコア1450以上またはACTスコア32以上かつ、高校の成績が3.8/4.0または4.8/5.0以上あり、
11月15日までに出願した方に対して、 授業料、寮費、食費免除を考慮した奨学金があります。
Rollins College of
Liberal Artsの奨学金ページはこちらから
Athletic Scholarship
Athletic Scholarshipに関して、特にNCAA Division 1,2 に所属している大学は 授業料、寮費、食費免除に加えて遠征費用の免除や、
各種スポーツで必要な備品(シューズやラケットなど)も支給されます。
NCAAとはアメリカの大学スポーツ団体で、NCAA Division 1, 2, 3 があります。 その他にNAIAなどの団体などもあります。
NCAAによると、スポーツ留学では年間100名以上の日本人の方がNCAA Division1に所属する大学に留学しています。NCAA Division2,
3も含むと年間300名以上の日本人学生アスリートが在籍しています。
また、University of California, Berkley / Stanford University / Georgetown University / University of Southern California / Southern
Methodist University / Bowdoin College / Grinnell College
/ University of South Florida / University of Florida / Florida State University / Pennsylvania
State University / Virginia Commonwealth University など
各スポーツの名門大学だけでなく、同時に学業においてトップである大学で学問を修めながら学生アスリートとして在籍していた方もいます。
過去・現在活躍中の日本人学生アスリート
E-sports Scholarship
E-sports Scholarship専用の奨学金が大学の一つの奨学金として採用されていることがあります。
親世代の方にとっては馴染みにくいものかもしれませんが、 アメリカの大学ではかなり広まっています。
奨学金の詳細は大学によって異なりますが、様々なジャンルのE-sportsに対応した奨学金を出す大学もあれば、
世界的に人気なゲーム、Minecraft(マインクラフト)やVALORANT(バロラント)など、
特定のゲームのための奨学金を出す大学もあります。 このような奨学金が生まれる背景として、
先ほど紹介したAthletic Scholarshipのように、スポーツの実力は大学のブランドに繋がります。
しかし、最近ではフィジカルなスポーツだけでなく、デスクトップなど画面を使って簡単にできるE-sportsの人口が増え、
そのような分野でも実力を発揮させ、ブランドに繋げるために各大学がE-sportsの奨学金を設けています。
また、Academic Scholarshipと併給できるため、高校の成績やSAT/ACTの成績を上げることも重要になります。
※E-sports Scholarshipは大学によってはAthletic Scholarshipに分類される場合があります。
実際に日本人の方で活躍している方もいます。
- Lugi Abe, Rockford University
実施校20
- Arcadia University
- Ashland University
- Bellevue University
- Brescia University
- Columbia College of Missouri
- Concordia University - St. Paul
- Full Sail University
- Hawaii Pacific University
- Indiana Institute of Technology
- Kansas Wesleyan University
- Kent State University
- Lourdes University
- Midland University
- Ohio State University
- Robert Morris University
- Rockford University
- University of California, Irvine
- University of Texas at Dallas
- University of Utah
- Valparaiso University
Music Scholarship
Music Scholarshipは音楽を学ぶ学生に与えられる奨学金です。
器楽奏者や声楽家の演奏専攻の学生だけでなく、
音楽教育専攻や音楽ビジネス専攻のような理論を学ぶ分野の学生にも支給されます。
支給額も大学によって異なりますが、大学によっては授業料免除や、
寮費、食費まで免除するところもあります。 Academic Scholarshipと併給できるため、
音楽を学びたい方は高校の成績やSAT/ACTの成績を上げることも重要になります。
実施校50
Theatre Scholarship
映画、演劇に関連する学問を専攻する方に支給される奨学金。
Music Scholarship同様、理論的な部分を学ぶ方にも支給されます。
しかし、実際に演劇をする学生のみの奨学金しかない大学や、支給額が多い場合があります。
奨学金の額は大学によって異なるが、一部の大学は授業料、寮費、食費免除の奨学金を支給しています。
Academic Scholarshipと併給できるため、
映画・演劇を学びたい方は日本での高校の成績やSAT/ACTの成績を上げることも重要になります。
実施校50
Art Scholarship
いわゆる Fine Art と呼ばれる芸術を専攻している方に贈られる奨学金。
Music Scholarship や Theatre Scholarship 同様、理論的な部分を学ぶ学生にも奨学金が支給される場合があります。
奨学金の額は大学によって異なるが、一部の大学は授業料、寮費、食費免除の奨学金を支給しています。
また、Academic Scholarshipと併給できるため、
映画・演劇を学びたい方は日本での高校の成績やSAT/ACTの成績を上げることも重要になります。
実施校50
First Generation Schoalrship
First Generation Scholarshipとは世帯初の4年制大学進学者に授与される奨学金である。
海外の大学でも留学生のためにこのような奨学金を提供する大学がいくつかあるため、
出願するときにエッセイなどでFirst Generationであるということを強調することがとても重要です。
また、アメリカの大学は留学生でもFirst Generationであることが理由で合格率が高まることもあるため、
First Generation Scholarship がない大学でもエッセイでアピールすることが合格率をあげ、
奨学金の額をあげる近道になります。
専用奨学金はないものの優遇される大学20校 ※一部実施校
In-state Tuition Fee Waiver
Instate tuition fee waiverは日本語に訳すと州内授業料免除です。
日本の大学では日本人学生も留学生も同じ学費を支払っているため想像しにくいことがありますが、
アメリカの州立大学(日本の国公立大学に該当)では主に2種類の費用があります。
In-state TuitionとOut-of-state Tuitionです。
In-state Tuitionは大学がある州に居住する学生が支払う学費であるのに対して、
Out-of-state Tuitionは、留学生も含む大学がある州以外に居住している全ての学生が適用されます。
この差額は約1.5倍から4倍差があります。
州外生や留学生がこの差額を埋めることができる奨学金がInstate tuition fee waiverです。
※Out-of-state TuitionとInternational Tuitionで分けている大学もありますが、
差額は$1,000(15万円)〜$2,000(30万円)ぐらいです。
また、一部の大学では州内生、州外生、留学生関係なく全ての学生が同じ授業料で勉強できる大学もあります。
実施校50
政府奨学金
留学先の政府が支給する奨学金のことを指します。 基本的に大学院以上が対象であることが多いですが、学部レベルでも対象としている政府奨学金もあります。 支給額は国ごとによって差がありますが、一部の国では授業料免除に加えて、 寮費の一部免除の奨学金を出している国もあります。
財団奨学金
日本の財団では留学向けに様々な奨学金を支給しています。 支援額は財団によって異なりますが、一部の奨学金では授業料、寮費、食費、渡航費、 保険代など留学に掛かる全費用をサポートする奨学金があります。
Fully Funded Schoalrship
Fully Funded Schoalrshipとは、留学に必要な費用が全額免除される奨学金のことです。
ただし、Fully Funded Schoalrshipと紹介されていても、渡航費や保険料が含まれるかどうかは、奨学金を案内するサイトによって異なります。
一般的に、Fully Funded Schoalrshipは、授業料、寮費、食費が免除されるものを指します。
近年、海外の奨学金サイトでは、Fully Funded Schoalrshipという言葉で検索者を誘導するアフィリエイトサイトが増えています。
中には、正確な情報を提供しているサイトもありますが、多くの場合は、不正確な情報や誤った情報が掲載されていることがあります。
したがって、海外のサイトで紹介されている奨学金については、必ずその奨学金を提供している機関の公式ホームページで、改めて情報を確認することが重要です。
※Fully-funded Scholarshipの他にScholarship for full cost of attendance と表現する場合があります。
Tuition Fee Waiver
Tuitionは授業料、Fee Waiverは料金免除のことをさします。つまり、Tuition Fee waiverは授業料免除です。 大学公式のサイトでもよく見かけるので知っておくべき単語の一つです。その他にも100% of Tuition Waiverなどと 書かれる場合もあります。
Application Fee Waiver
Application Fee Waiverは奨学金ではありませんんが、とても重要な情報であるため今回掲載しています。 Application Fee Waiverとは、ずばり出願料免除のことです。 この言葉はアメリカの大学受験をするときに耳にする言葉です。 アメリカの大学の出願料は約 $50 〜 $80 ですが、この出願料を免除することが出来ます。 もし、Common App 限界の20校を受験した場合 $1,600 (24万円)かかりますが、その料金を全額免除することが可能です。